葬儀といえば、通常は僧侶の読経があり、一人一人焼香を行っていきます。子供などが参列することがありますが、読経の時には眠たくなることがあるでしょう。焼香はどうやったらいいのかわかりません。周りの人の様子を見ながら行うこともあります。
これは、仏式と呼ばれる方法になり、日本では最もポピュラーな形式になります。それは、日本人は仏教徒が多いからでしょう。自分自身が仏教徒でなくても、ご先祖様の宗教に合わせることが多いです。基本的には宗教によって儀式が異なります。
そして、宗教によらない無宗教タイプの方法もあります。特別な宗教にこだわらないので、当然ながら僧侶は来ません。さらに焼香などもありません。これらは仏教の儀式だからです。ではどんな形式で行うかですが、基本的には自由です。
単に故人の前で黙とうをしてそれで終わりでも構いません。それがこの方法のいいところと言えるでしょう。ただ、黙とうだけでは寂しいので、一定の流れで行うことがあります。ある例では、まず司会が開式の言葉を述べます。
そして黙とうをします。その次に故人の経歴などを話します。また、故人が写っている写真でったり映像などがあればそれを流したりします。このときに弔電などが届いているときにはそれを伝えたりもします。焼香はありませんが献花をすることがあります。
閉式の言葉をもって締めくくります。あくまでも例なので、もっとシンプルにすることもできれば、音楽などを交えて賑やかにすることもできます。